CHARACTER

ジャック

顔立ちは整っているが、
どこか陰気なところのある青年。
幼い頃に母親の死体を見てしまって以来、
他人に触れることができなくなっており、
引きこもりがちな生活を送っていた。

だが、ある夜エリザベスを拾ったことで、
周囲の人間共々、そのあまりにも凄惨な結末へと
導かれていくこととなる。

ある夜、ジャックが道で拾ってしまった少女。
腹と喉を裂かれた上に心臓を奪われており、
いわゆる死体と称される状態のはずだが、
生きているかのように振る舞う。

心臓と共に記憶も失ったと言い、
記憶を取り戻すため、自分を拾ったジャックに、
奪われた心臓を探してほしいと頼む。

体温もなければ呼吸もしておらず、
動かすべき心臓も存在しないので、
ジャックも彼女にだけは触れることができる。

いつも何かしらジャックの世話を焼こうとする、
幼馴染の少女。
ジャックに好意を寄せており、
毎日昼食を用意するなど、とても献身的。
料理も上手い。

ただし、当のジャックには、
「自分など放っておいて幸せになってほしい」
と思われている。

エリザベスを拾った翌日に現れた男装の麗人。
言葉がきつく、ジャックの触れられたくないところにも
平気で踏み込んでくるなど、やや性格の難が見られる。
普段は胸を潰しており、男として振る舞っている。

なお、他人の触れられたくないところには勝手に触るが、
自分が同じことをされると非常に怒る。