しかばねジャック現パロ設定諸々

 
 
エイプリルフールにやりたいことがあるんですけどエイプリルフールにやるための下準備としてこれを書いておかないといけないというエイプリルフールに優しくない仕様。しかもエイプリルフールにできるかどうかもわからないアレ。
私がセルフ二次創作で細々書いてる現パロ設定は大体これに準拠します(たまに細部が違う時もある)。
流石にネタバレが満載なので続きからどうぞ。とりあえずメイン四人(とちょっとジェイムズ先生)の設定です。
 
 
 

 
 

 現パロの設定

 ジャック:本編と違い精神科医やカウンセラーの元に通っていたものの、大体の相手に心を開かないどころか地雷を踏まれてキレてしまい、問題を起こしまくったので、色々な医師の元を転々とした結果、何故か結局父親からの頼みにより完全に専門外のジェイムズが二週に一度、水曜日の夜にディナーがてら話を聞く羽目になっている。相変わらず先生は物凄く遺憾。何故?と思っている。なお、本人の発作と気質を知っているので集団治療のような類には連れて行かない(最初と三回目の医師がそれをやって悪化させたのでジャックはそれを未だに根に持っている)(ことをジェイムズも知っている)。当時記者凸や好奇心の野次馬凸などでプライバシーが完全に死んだのがトラウマになっているため、夜くらいしかまともに出歩かないし買い物は通販で済ませるしカメラとゴシップ誌が嫌い。スマホは持っているがショートメッセージやメール、仕事の電話などでしか使わないしなんならカバーでカメラを隠している。子供時代の顔写真などはネットの海に流れまくっていてもうどうしようもないので本人も諦めている(許容してはいない)。リービー老も他人と顔を合わせる仕事はさせないようにしており、基本的にずっと会計仕事をしていた。今は香辛料や肉類の通販運営などをしつつ、余暇はゲームで遊んだり作ったり、ネットで色々漁るなどしている。違法行為はギリギリしていない。本編と違い墓地徘徊はしていない(墓地のセキュリティがね……)。が、映画の死体シーンや人形、眠った女性の写真や絵画の載ったウェブサイトを色々ブックマークしまくっているので(ダウンロードはしていない)私物パソコンのブックマークを見られるとジャックの心が死ぬ。
 なお、先生も一応娼婦殺しなどは行っていない。いないが、雇う看護師の素行調査は必ずするし、過去に浮気したことがあるとか聞いた瞬間近くにあった本投げて追い出すくらいには相変わらず娼婦嫌いだし、普通に母親からレイプされている過去がある。が、本気で誰にも知られたくないので、カウンセリングなどには行っていない。本編と違って世の中にそういう事件が割とありふれているという事実を知っていることや、そういう場合は親が悪い(年長者が悪い)という現代的認識のおかげで踏み止まっている。それに現代の刑法や捜査法を考えるとリスクとリターンが釣り合わないとも考えている。娼婦殺しRTAがしたいわけではないので……。別にキルスコアは狙ってない。それなりに好きな映画はサイコスリラーというかホラー。大体ビッチが一番に死ぬので気分が晴れる。その他は穏やかな純愛映画を好む。

 エリザベス:差出人に『J』とだけ書かれた手紙に、エリザベスの写真と一緒に『こちらの死体譲ります』と連絡が来た。通報すべきかどうかだとか、絶対嘘だろうだとか、とにかく色々心底悩み抜いた末に結局釣られてしまったものの、指定場所に行ったら、何故か写真の少女が本当に死体で落ちていた――ので通報される前に拾ってしまった。本気で犯罪に巻き込まれたんじゃないかなと思ったが、エリザベスが普通に動き始めたので本編みたいな感じになった。これが夢じゃないことだけはわかるけれども、もしもこれが犯罪の一端なのだとしたら、何が何やら何もわからない。死体が動いてるって何、どんな犯罪に巻き込まれたんだ俺は? でも心臓の件は多分普通の犯罪だろうなと思っている。それ以外のことは何一つわからない。とりあえず通販で服を買ってあげた。直近の行方不明者の情報なんかもネットで探してみたものの、情報が一切見つからないのでとても困っている。
 先生が娼婦殺しをしてないなら誰が殺したのかと言えば、それこそまさにジャックザリッパー、名無しの殺人鬼なのさ。要するに秘密です。
(2021/03/14追記)
 本人が相変わらず記憶喪失なのと、治安のためにジャックは(心臓探すか探さないかに依らず)エリザベスを家に置いている。

 メアリー:めちゃくちゃに記者が嫌い。ついでに精神科医も嫌い。どちらも母親の事件でジャックのことを傷つけたので。ゴシップ誌を読む人間は皆燃えたらいいのでは?と思っている。社会的に炎上した後物理的に炎上しろ。ジャックが拾ってきた当時は家じゅう大騒ぎになり、総出で親を探し回った。結果、親は一応見つかったものの、紆余曲折の果て(本編のネタバレが含まれるので割愛)結局ジャックの家で預かる他なくなり、居候のような形で一緒に住んでいた。学校は行っていたが、戸籍はジェイン家のままで孤児になっているわけでもないし養子縁組などもしていない(養子縁組は特にエマが非常に嫌がった)。因みにジャックは事件以降外に出られなくなっているため、学校には籍だけ置いていて実際には通っていない。たまに車で送られて医務室へ登校することもあったが、物見遊山の学生が医務室の周りをうろつき始めるので大体すぐ帰っていた。なおメアリーの成績は割といい方。趣味で恋愛小説を読んでいるし、自分でノートに書いてみたこともあったりする。が、どうしても登場人物をジャックと自分に寄せてしまうので、恥ずかしすぎてすぐやめた。友達はいない。どうにも馴染めず、自分はジャックの看病のために雇われてるから(遊びには付き合えない)など嘘をついてすぐ誘いを断るしジャックが悪く言われていたら絶対零度で憎悪を抱く上、まず他人とあまり関わらない。関わらなくても生きていけるので。周囲からは浮いているし普通に虐められているが本人はゴミに何言われても……くらいで割と元気。そもそも気がめちゃくちゃ強いのでやられたらやり返す主義。自分に優しくしてくれた運転手の惨殺死体や自分の母親の惨殺死体見てから物言って欲しいわよね。ただ、そうやって喧嘩や虐めなどの問題を結構な頻度で起こすため、ちょくちょくジャックの父親が転校させている。大学は学費面で検討中。ジャックの世話をしてくれてるから学費くらい出すとジャックの父親は言っているがそこまで世話になりたくない。なお、娼婦はやってない。性病が怖いし流石にこれ以上問題起こすのはジャックの父親に申し訳ないので……。ただメアリーの娼婦は本質的に性行為が目的なわけではないので(トラウマによる自傷)レイプAVとかレイプ小説とかはたまに見てしまう。全然面白くないのになんで見てるんだろとは思っている。ジャックとは違うので閲覧履歴を残すような迂闊な真似はしない。賢い。

 アリソン:ヴィクターとのすり替えなどはない。ただ、狂った母親はそれを認めていないので、アリソンのことをヴィクターと呼んでいたし、父親もそれに合わせてアリソンを家の中や私的な手紙などではヴィクターと呼び男装を強いている。そもそも父親もまた、アリソンは要らなかったので、アリソンはアリソンでありながらヴィクターとしての(長男としての)教育をされている。スカートを履いたことはヴィクターの死後一度もない。使用人もアリソンをヴィクターと呼ぶ。学校ではそのあたり(男っぽく振る舞う必要性など)を揶揄われるなど(女子からも男子からもあまり好かれていない)(庇おうとした人間にプライドを傷つけられ、手酷く罵倒するなどしてしまい、結果的に味方がいなくなった)非常に鬱屈した青春時代を過ごした。一応現パロでも警官(年齢がおかしいのは気にしたら負けです)。戸籍がアリソンであることを証明してくれるため本編よりはアリソンとして存在を確立しているし、さっさと自立して親から独立したいとは思っているが、ヴィクターの死の件を持ち出されて父親から束縛され続けている現状。永遠にお前はヴィクターの影として生きるしかないのだ、お前自身の罪のために。そのため相変わらず人生が袋小路。煙草は吸っている(ヘビースモーカーなのでメアリーから「煙草臭い!」と怒られる時がある)。たまに自宅で葉っぱも吸っている。何の葉っぱかって? 秘密だよ、どうせ誰も調査しないけど一応違法だからね。他の薬はやってない。違法だし、合法なものは効きが悪いから。いや葉っぱも違法だが。
(2021/03/14追記)
 ジャックの事件当時出回っていた顔写真は結構収集しておりまだ私物PCのHDDに残っている。そのため、このあたりをジャックに見られるとかなりまずい。住所も父親の資料を見るまでもなくネットを調べたら出てきたし、見に行ってみようかなと思ったこともある。が、同じようにジャックを見に行こうとする連中の掲示板のようなものを見つけたりなどもしたため、「これと同類にはならん」と思ってやめた。とりあえず掲示板は通報しておいた。
 
 
  
以上です! よろしくお願いします!!!(何を……?)